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仕組み・特長
本事業は、これまで山に伐り捨てられてきた、地域の未利用間伐材(C材、D材に相当するもの)を、事業実施運営会社(合同会社フォレストエネルギー新城;当社)が買い取り、薪に加工(チェーンソー、薪割機による)し、十分に乾燥させた後、湯谷温泉木質バイオマスボイラー施設に運び、燃料材(薪)として活用するものです。
この事業の特長としては、以下の3点が挙げられます。
(1)出材経費が捻出可能な価格の設定
従前、C材やD材に相当する未利用間伐材の買取価格は、高くとも数千円/㎥にとどまってきました(製紙用チップの原料としての価格。なお、製紙用チップの原料にならないものも少なくありません)。
結果として、山から出材する経費が捻出できず、その多くが山に伐り捨てられる状況が続いてきました。
本事業は、このような状況に対して、未利用間伐材を木質バイオマスボイラーの燃料材(薪)として活用することにより、買取価格を出材経費を捻出しうるもの(※)としました。
※ ただし、多くの間伐材はA材やB材の価格に比べると低く、林業事業体が林業経営を健全に行っていくためには、さらに様々な改善を図ることが必要です。
(2)十分な事業化検討調査の実施
既存の木質バイオマス事業及びその実現への試みの中には、事前の調査や準備が不十分であること等によりトラブルが発生し、事業開始や事業継続が難しくなるケースも少なくありませんでした。
本事業は、このようなことを防ぐため、「沿革」に記載のとおり、①技術調査、②需要先調査、③供給可能量調査の事業化検討調査を十分に行ったうえで、実現につなげました。
また、事業の成功確率を高めるために、次のとおり、関係者との連携体制構築を行いました。

※検討時(2015年度当時)のもの
(3)多くの地域関係者との連携・協働のもとでの実施
本事業は、協議会等を開催し、地域関係者との連携・協働関係を構築して実施しました。協議会等では、現場で活躍する多様な地域関係者(行政、森林組合、林業事業体、木の駅プロジェクト等の市民団体、温泉旅館経営者等)の参画のもと、各々の現場経験に基づく多様な意見・実践知を交換しました。
また、事業化検討段階から一貫してこの取組全体をコーディネートする人材(コーディネーター)を配置するとともに、取組全体に責任を持ち、コーディネーター等をサポートする立場として、行政(新城市)が主体的に参画したことも、この事業の特長と考えています。
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